今日の朝は寒いので、何か暖かい食事にしよう。台所で昨日の味噌汁の残りでおじやを作ることにした。よく、母親に作っていただいたものだと考えていたら、いきなりエンサイクロぺディアという言葉が浮かびました。
まだ中学生の頃だろうか?漢和辞典や英和辞典などはよく使っておりましたが、百科事典と言う言葉に初めて出会いました。
当時、訪問販売のセールスマンが玄関先に来て、何やら長時間説明している様でした。セールスマンが帰ったあと、父親がパンフレットを持ってきて、何やら悩んでいるようでした。なんのことかと思って見ていたら、百科事典を買うか買わないか悩んでいる様でした。母親も必要なら買えばいいのではないですかと会話していた。そのパンフレットには英語で Encyclopedia(エンサイクロピディア)と書かれていて、詳細なガイドブックになっていました。
百科事典は金額的に非常に高いものであったと記憶しています。30冊もの辞書のような風体で家庭で買わなくても図書館に行って調べれば良いのではないかと思う類のようでした。細かいことを調べると、かなり精密かつ詳細に書かれていました。検索するのには(あいうえお順)に言葉が並んでいるので、単語1つずつ調べるには何冊目かの辞典から内容を把握することができました。検索する言葉の意味、由来、歴史、絵、写真、図、表、地図、などの詳細な説明がなされていて非常に便利なものだと思いました。
しばらくして、父親はエンサイクロピディアを購入しました。応接間の書斎の中に並んだ百科事典は何かアンチーク風で知的な趣がありました。応接間にお客様を招き入れて、何かどことなく知的な雰囲気を味合わせているような雰囲気さえありました。
時は流れて、今は、この薄ペラいiPhoneでEncyclopediaを瞬時に閲覧できます。
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