偶然と言う出会い、いや、必然なのだろうか?出会い、愛し合い営みが生まれ、新しい命が生まれた。そして時が流れて子供達が成人して大人になった。これからが人生の充実期なのにと思った矢先、伴侶は消え去ってしまった。唯一そこには孤独の自分が置き去りにされてしまった。季節がめぐり、山吹が黄色く咲いている。色々と回想しながら花を見つめていた。
電話が鳴った。
「最近奥様を見かけないからお声を聞きたくって・・・。」
と電話をかけて来た書道の先生がいた。
「2年前に他界して3回忌が終えたところです」
とお話しすると唖然として声をつまらせた。
こんなに思っていただける人がいるなんてとても幸せで有り難い事だと思った。
何時も一緒にいられる様にと願いを込めて、キーホルダーにお気に入りの写真を入れてショルダーバッグつけた。 時々、心で問いかけるとイメージの中で返答が返ってくる様に思う今日この頃です。
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