考える民族

  見るともなくニュースを見ているとノーベル化学賞を受賞した北海道大学名誉教授の鈴木章さん(80)がインタビューをされているひとコマ。その中で、「日本人は頭を使って生きて行くことが今後唯一残された道・・・」云々と言っていたような気がした。頭を使う事が日本の将来を明るくするという事だろうと解釈した。
日銀が介入しても、また円高になる。制御できない不透明さの中で暗中模索する経済界・・・。政治と金のかけひき、あの検察でさえ不祥事を起こしている。一体何なのだ?
 しかし、半世紀近く仕事に人生の大半を費やした人達が年金生活者になる。本当に御苦労さまな事だ。これからは楽がしたい。本当にそうだと思う。でも、やはり生涯現役が輝かしいものだ。60歳になったら定年制・・・。働ける人は沢山いるのに引退を決めてしまう。本当は、まだまだ素晴らしい知恵が眠っている。17世紀のフランスのパスカルが「人は考える葦である」と言ったが、たとい弱い日本人だとしても、考える葦になれるのだから・・・。真に考える葦になれれば、日本人は強い国民になれるだろう。日本人の特性は考える事がどの国の人たちよりも優れた民族のだと語っている様な気がした。

DSC04375.JPG 自家製のカレーでも食べて考える 葦に でもなるか?

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