会食

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テネシィー在住の妹夫婦を歓迎して、昭島の「車屋」さんで会食を行った。やはり外食は塩分が濃い。料理の四分の一程度は気づかれないように残した。しばらく会話が弾んだが、Blogを読んでくれた妹が「お兄さんはマンゴーアレルギ―なんだよね・・・。」


すると、お店の人が気をきかせて「マンゴーアレルギーと伺いましたので、デザートはチョコレートプリンケーキをお出しします。」と言ってくれた。他の人たちは美味しそうにマンゴーカクテル。かつての大好物にうらやましい限り・・・。
話の節々に、妹たちご夫妻も少しずつ身体に異常が出はじめているが、経年的変化で心配のない様である。自分が高血圧による眼底出血、妹が網膜中心静脈閉塞症、連れ合いが糖尿病性網膜症による眼底出血、疲れると二重にものが見える妹の旦那。いやいや・・。中高年から老人の過渡期への病気(本当は生活習慣病だな・・・。)様だ。

 病気の話はさておき、それぞれの個性が織りなす異なった生活感が語られ、不自然の中にも妙に会話が調和して感じられる。きっと同調意識が強いのかも知れない。故両親の心情を受け継いでいるのかもしれない。同じ親から出たとはいえ異次元の生活空間へ巣だって行った妹たち。一つの話題に対しても、色々の見方や考え方があるものだ・・・。感心させられる。

 人生、一度歩んでしまった道は二度と引き返すことが出来ない。時間よ、君は無責任に見守りつづける保護者のようだ。この時間を共有できたことに、まこと不思議ささえ感じた。第三者で語れる事がうらやましく、断定の助動詞を使える事、それでいて妙に説得力があった。
要は自己責任で、物事を次の世代や、他の人たちにシェアーする生き方がベターな生き方だという事だと語ってくれた様である。何しろ、妹達の御亭主は自分よりも皆お年を召していて、しかも頭脳明晰でいらっしゃるのだから・・・。

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