雨の朝にぼんやりと窓越しに眺めながら・・・思った事 それはね・・・、
確かに変わる身の回りの日常、知らず知らずに時代が変わる。自分の前に現れる人達も。
身の回りの世界が別の世界へ、過去、現在、未来へと急速に変化する。
この時代に自分の慣れ親しんだ世界がだんだん少なくなってきた。今後は次々に想定を超えた事が起こるだろうし、いや非常識の常識が現実となるだろう。そんな世の中に変わってしまった。
今までに出会った印象深い人達や、そこから学んだ数多くの事。そんな人たちの念が自分の個性の一部を形成し、ここまで育んでいただいた事に本当は感謝している。しかし、自分の体の中から次第に去って行ってしまう念。いつもその人たちの念に支えられてきた自分、やがて、数十人の人たちがそこから去ると残っているのは自分一人。きっと、唯一そこに蘊蓄され、現象に濾過された彼らの経験と知恵と知識が自分の人生を支えてくれるだろうと思う。しかし、「ただ、そこにいるからそこにいるだけさ・・・」と開きなおる日もある。考える葦になって飄々と風に吹かれてなびいているだけの日々も・・・。
携帯で見る 曇りの朝に
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