国民一人一人が歯車だとしたら、噛み合わせて日本経済を支える。しかし、この所の状勢は歯車に負荷をかけ過ぎではないか。これ以上の増税は歯車の歯が欠けてしまうほど強い圧力をかけている。予算に対して税収がない。予算の削減をしないで理想に燃えても、結局最後は国民の歯車に強烈な圧力がかかる。このままいけば、日本の経済は破綻する。いや、すでにこの国の経済は破綻している。しかし、巧言令色少なし仁だ。
毎日、真面目に通勤する人達にこれ以上の重税は耐えられない。何時か国民の怒りが、底知れぬ怒りがこみ上げるだろう。政治家は国民に雇われた公僕のはずなのに、おごり高ぶる態度は許せない。次々に外資が日本経済に参入、しかし、円高で撤退する。ぐちゃぐちゃな状態でポイッと捨てられてしまう。リゾート地やゴルフ場も多く買収された。しかし、経営難が続けば捨てられる運命。歯車の歯が欠けたら、この国は動かない。自分たちで歯車に潤滑油をたらし、円滑に回す事が必要な事だが、潤滑油が高騰して手に入らない。この国は貧乏王国なのだ。個人的にいくら真面目に仕事をしても、重税では生活苦にますます拍車をかけてします。選挙のための政治とか言っている人がいるが、国民のための政治を目指してほしい。濁流を泳ぐ事より、濁流が澄むまで細々と、爪に明かりをともして生きていくしかないだろう。物を大切に、資源を有効に、使えるものはとことん使う。清貧礼賛の時代が訪れようとしているのかも知れない。年金も破綻するかもしれない。繁栄のマントの中身はやせ細った日本人の姿が見える。
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