不慮・・

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  夏の富士  鳴沢付近  街道を

    親しき人の  うせしそのあと
 

  懐かしさ  失いてこそ  思うもの

    不慮の事故にて  逝きし君かな
 

  時来たり  荼毘(だび)にて君は  燃え殻に

    既に語れぬ  ただ立ち尽くす
 

 2日にわたり富士宮まで出かけた。

義理の兄を失ってしまった。

空虚さと寂しさが胸を駆け巡る・・・。

語りたくても、語れない。全てが思い出になり、

思いは、果てしない空の彼方へ吸い込まれてしまう・・・。

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