年寄りの目は死んだ

  隣の人のしぐさに関心を払う年寄りの目、何時も監視されている様な事を感じた事は誰しもあると思う。しかし、青春時代はあまり人に監視されたくない事が多いもの。何時もいやな感じと思いながら挨拶する事が多かったが、次第に見て見ないふりをして無視するようになる。こんな経験をした事がある人もあるかと思う。
しかし、無視されるお年寄りは若い人達に今まで自分たちが経験した苦い思いをさせないように老婆心で助言をしようとしている本心があり、言いだせずに無視され続けているお年寄りなのだ。中には本当に底意地のお悪いご老人も確かにいる。が、すべてそうだとは限らない。そのお年寄りも青春時代に同じ事を経験したに相違あるまい。
いや、今より封建社会に近い時代、それは厳しいものだと思う。大正、昭和の中期ぐらいまでは近所に監視の目があったが、平成になってからは「隣は何をする人ぞ・・・」というような風潮に変わって来た。
縦社会の構造が崩壊し、目上の人達に尊敬心を持たない時代になった。国のお偉いさんや会社のお偉いさんが次々に不祥事を起こし、人の範たる行いに欠ける人達が新聞報道されて、尊敬に値する人物がいなくなってしまった。理想に燃える若者の海外流出がとまらない。
残された人達は高齢者、これから先さらに高齢者があふれてしまう。そんな中で、今の若者たちに労働を強いる国の体質、何時の日か若者は疲れ果ててしまう。本当にこの国は貧乏な国になってしまうだろう。外国資本で日本の企業の買収やリゾート施設の買収がどんどん進む。自分達の国土が海外の資本に操られるのも時間の問題だ。
今の政治で本当に国は救済できるのであろうか?議会制民主主義は終焉を迎えているのではなかろうか?
曇った天気の日はマイナス思考になってしまった。
ji3.jpg 考える爺

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